RE.STUDIO

2021年6月30日3 分

リハビリ効果を高める秘訣

前回までは、自主トレの効果を高めるための秘訣をお伝えしましたがいかがでしょう??

まずは自分の身体を捉えることの大切さを、多少ご理解いただけましたか??

今回もまたリハビリの効果を高める秘訣 自主トレ編として情報発信していきたいと思います。

今日のテーマは足首の柔らかさを出そうです!

1.足首が硬いため起こる弊害

①歩く時に脚がひっかかってしまう。

②立つ時におしりが弾けてしまい尻餅をついてしまう。

③滑らかに靴を履かない。

などなど

足首の柔らかさが失われると、多くの弊害が生まれます。

これらについては、少なからずご経験があるのでは無いでしょうか?

2.足首が柔らかくなることでのメリット

①歩く時の脚の引っ掛かりが減る。

②足の頑張りが減る。

③立つ時にまっすぐな姿勢が取りやすくなる。

などなど

多くのメリットが得られます。

3.方法

今回はみなさまが普段からも実践しやすい内容にしたいので、普段行なっているやり方に一手間加えることをポイントにお伝えします。

①姿勢

椅子に座った姿勢で行います。

②どこに意識を向けるか

1)踵とつま先の位置関係

2)踵とつま先の体重のかかり方

※個人差があるので分かりやすい方を選択してください。

③方法

※まず前提として、足首の関節を動かす時は、目をつぶります。関節の動きに意識を向けましょう。

1)踵とつま先の位置関係

まずは麻痺のない足首から行います。

上下に足首を動かし、写真の角度で動かしている手を止めます。

その時に踵とつま先が一直線になっているかどうか感じてください。

次に麻痺のある足首を動かします。

ゆっくり写真の角度へ動かし動かす手を止めます。この時も同様に、踵とつま先の位置は真っ直ぐになっているかな?と感じてみてください。

何度か行なっているうちに、少しずつ足首が柔らかくなるのを感じ取れますか?

2)つま先と踵の体重のかかり方

椅子に座った状態で足を床へ下ろします。

麻痺のない脚の裏はべったりと床へ下りていると思います。

体重は踵側にやや多くなっているかと思います。

では麻痺側で感じてみてください。

いかがでしょうか?

つま先に体重がかかり過ぎていませんか?

その場合、踵が浮いてしまっている可能性がありますので、力を抜きながら踵を床へ下ろしていきます。

ポイントは力を抜くことです。

それができましたら、足を前後に動かしてみましょう。踵とつま先とで体重の乗り方に意識を向けてみましょう。

4.さいごに

足首の力の抜き方を説明しました。

それぞれ、病態の程度、感じ方などが異なります。

あなたの足首はまだ柔らかく使える可能性を秘めています。

私のリハビリでは、柔軟な身体づくりを支援する特別なリハビリの道具があります。

お身体の問題は一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。

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